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新規インスリン抵抗性改善剤の開発研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 山下 均  中部大学, 生命健康科学部, 教授
研究期間 (年度) 2010
概要新規インスリン抵抗性改善剤としてのエボジアミンの有用性について、糖尿病モデルマウスを用いて検討を行い、エボジアミンによる耐糖能の改善とインスリン抵抗性の軽減を示唆する成績を得た。既存薬では肥満が助長されるのに対して、エボジアミンは体重増加を招くことなく、インスリン抵抗性を改善する作用を有することから、2型糖尿病におけるインスリン抵抗性の改善剤としての有用性評価の目標はある程度達成されたと考える。一方、動脈硬化モデルマウスのインスリン抵抗性に対するエボジアミンの効果については検討できなかった。今後は、動脈硬化モデルマウスに対する効果の確認を含めて、エボジアミンによるインスリン抵抗性改善の詳細なメカニズムの解明を進め、新規薬剤としての有用性を明らかにしていく。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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