研究責任者 |
貫洞 正明 東海大学, 工学部, 教授
|
研究期間 (年度) |
2010
|
概要 | 落雷は雷雲から発生するリーダのファイナジャンプ内にある既設の避雷針に落雷する。今回、開発した能動型避雷針は落雷を当該避雷針に能動的に落雷させ、安全範囲を限定するために開発されたものである。今回の研究の要点は、能動型避雷針の特徴の一つであるイオンサプライヤ(高電圧を発生させ、電子、イオン等を発生させる装置)の性能に依存するため、この開発に集中して行われた。この結果、実験室の段階であるが、雷インパルス電圧を用いて、既存の避雷針と能動型避雷針との比較を放電確率で行ったところ、能動型避雷針の確率が高いことが判明した。このことで、本研究はほぼ達成できたものと考え、今後、自然雷で実証試験する計画である。
|