1. 前のページに戻る

個体再生誘導遺伝子を利用した新たな植物形質転換技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 京 正晴  香川大学, 農学部, 教授
研究期間 (年度) 2010
概要植物遺伝子分野の研究成果を品種改良に活かすためには種々の作物に広く適用できる効率的な形質転換技術が不可欠である。しかし多くの作物では培養組織片から個体再生(不定芽形成)を誘導することが難しく形質転換体を得ることができない。我々はある種の転写因子の遺伝子で形質転換したタバコでは、その根端組織から不定芽が発生する現象を見いだした。そこで、それらの遺伝子をアグロバクテリアを用いて作物の組織片に感染させ、まず不定根を誘導し次に導入遺伝子を発現させてその根端に不定芽(形質転換体)を発生させることを考えた。植物ホルモンによらない新たな個体再生原理に基づいた普遍性の高い形質転換技術に発展する可能性を調査した。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst