研究責任者 |
松島 恭治 関西大学, システム理工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本課題では、研究責任者らがすでに開発していた超高解像度計算機合成ホログラムの作成技術をさらに発展させ、サイネージや装飾等にも活用できる技術に昇華することを目指した。本課題では特に、広視域化、隠面消去処理、実物体の再生の3点に取り組み、ほぼその目的を達成することができた。その成果として実物の人顔や複雑に入り組んだ物体のホログラム、実物体と仮想物体の3Dシーンなど、従来の計算機合成ホログラムでは不可能であった立体像を再生できることを示した。これらの立体像は空間像として深い奥行き感を与えるものであり、その再生像は従来技術の立体画像とは一線を画す非常にインパクトの強い映像となっている。
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