オーダーメイド医療の側方展開を目指した、次世代型完全長cDNA解析技術の開発
研究責任者 |
山岸 潤也 帯広畜産大学, 原虫病研究センター, 研究員
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本研究課題では、合成した完全長cDNAをサブクローニングすることなく、直接次世代シーケンサーにより解析することにより、作成効率の向上・低コスト化・作業期間の短縮をめざした次世代型完全長cDNA解析技術の開発を目指した。本計画は、大きく分けて1)cDNAの断片化と環状化によるサンプル調整ステップと、2)次世代シーケンサーにより得られる大規模・短鎖塩基配列のアセンブリーによる完全長cDNA配列の再構成ステップからなる。前者については、申請当初案より効率的な実験スキームを起案し、後者については、疑似データーを作成しアセンブリー条件の検討を行った結果、サンプル処理時における反応条件の最適化がなされれば、提案技術の確立が十分可能であるとの結論が得られた。
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