赤外線選択反射機能と高い断熱性能をあわせ持つフラットヤーンの開発
研究責任者 |
原田 真 愛知県産業技術研究所, 三河繊維技術センター, 主任研究員
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本研究では、遮熱材料、ベース樹脂、加工方法の最適化などを検討することで、赤外線を選択的に反射し、断熱性能のある糸の開発を行った。目標値として、「遮光率50%以下」、「遮熱性能は温度低下10°C」の2点を挙げた。開発した糸について各種評価を行ったところ、遮光率は目標にわずかに及ばなかったが、遮熱性能は温度低下目標を達成することができた。しかし、製品化に向けて構造などをさらに検討することで、目標を満たす遮熱資材を作ることができる。
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