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樟脳の熱CVDによる透明導電膜の研究開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 梅野 正義  中部大学, 工学部, その他
研究期間 (年度) 2010 – 2011
概要樟脳(カンファ)は、分子構造:C10N16Oで2つのメチル基(CH3)と炭素の6員環と5員環をもっているため、メタン(CH4)を原料に用いる場合に比して、200°C低温化した基板温度800°Cで、良質なグラフェン膜を得ることができ、5cm×5cmフレキシブルプラスチック基板に、グラフェン膜を作成でき、シート抵抗100オーム/□および可視光透過率85%を得ることができ、透明電極として、十分に使用できることを示した。 また、マイクロ波励起表面波プラズマCVDではさらに300°C低温化した500°Cでも良いグラフェンの成膜ができることを明らかにした。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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