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スマートワッシャによるボルト緩み評価診断システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 奥川 雅之  愛知工業大学, 工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要現在、機械構造物におけるボルト締結部の検査は、検査者が軸力計等の計測器を現場に持ち込み、ボルト毎に実施されている。本研究では、自己励振および測定が可能なスマートワッシャを予めボルト締結部に組み込み、遠隔地からの定期的な緩み評価診断を実現するシステムの構築を目指している。本研究課題では、スマートワッシャを実環境で利用するための電源供給方法の確立を目標とし、省電力を目指したデータ収集システムの検討と圧電振動発電システムの構築を行った。加振器を利用し、圧電振動発電実験を行った結果、最大150μWの充電を確認することができた。しかし、マイコン駆動に必要な電力としては不十分であるため、2次電池への充電や太陽光発電との併用などを検討する必要があることが確認された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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