研究責任者 |
時光 善温 富山大学, 大学院医学薬学研究部(医学), 助教
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 超細径血管造影システムの研究開発の第1段階として、超細径カテーテルの試作を本課題での目標とした。カテーテル先端の外径が 0.6mm 以下、内径が 0.2mm 以下の超細径カテーテルを想定している。具体的な性能としては、CO2 ガスによる造影と 100μm 程度の塞栓物質を使用できることが条件である。 本研究課題で試作後、開発研究を進めることで、わが国で開発された肝がん治療をさらに発展させ、患者にとって優しく、負担のない治療、そして治療効果の高い肝がん治療が実現できる。これまで治療適応外とされてきた患者にとって治療の道が開けることも社会的に大きな利益となる。
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