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LED波長を利用した宿根性花卉の工業的生産技術の開発~リンドウをモデルとして~

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 高橋 秀行  (財)岩手生物工学研究センター, 細胞工学研究部, 研究員
研究期間 (年度) 2010
概要本研究では、宿根性花卉の人為的な開花期制御を目指し、リンドウをモデルに越冬芽の萌芽期及び栄養成長を制御する技術開発を目標とした。LEDを用いた単色光照射により、越冬芽の萌芽が赤色光では促進され、遠赤色光では遅延することを見出した。本効果に品種間差は殆ど見られず、培養物においても同様の効果が観察された。さらに、赤色光を適度な光度で照射することにより、リンドウの栄養成長が促進されることを明らかにした。今後、LED照明の改善により、これまで不可能であった宿根性花卉の開花期を自在に調節する新たな栽培法の確立が期待できる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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