テレモビリティ技術によるヒューマンアクティビティの新展開
研究責任者 |
桂 誠一郎 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 講師
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本研究開発では、人間にとって安全で豊かな生活を支援しつつも生活に伴うエネルギー消費の削減を実現するために、実際に空間的移動を伴わなくとも人間の行動を遠隔地で代行し実現する「テレモビリティ技術」を開発することを目的とする。本研究開発の実施により、アクセル・ブレーキ・ステアリングインタフェースのついた新しいハプティックデバイスによる遠隔地からの感覚フィードバックが可能になった。これにより、物理的な移動を伴うことなく身体性を拡張して遠隔環境で行動するICTインフラの確立が期待される。今後はインターネットと統合しネットワークの通信遅れ補償を開発するとともに、共同研究先企業と実用化へ向けた研究を進めていく。
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