波長1.7um帯超広帯域光源を用いた超高分解能OCTの開発
研究責任者 |
西澤 典彦 名古屋大学, 工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本研究課題では、生体中での水の吸収と散乱の小さい新しい波長帯として注目されている波長1.7μm帯において、超短パルスファイバレーザーを用いた新しい超広帯域光源(スーパーコンティニューム光源)を開発し、それを用いたμmの分解能で非破壊で断層情報を観測することのできる超高分解能な光断層計測装置を開発する。まず、光ファイバ増幅器等を改良し、高強度で実用的なSC光源を開発する。また、干渉系や光学系、信号処理系の最適化を図り、高感度・超高分解能で高速なOCTシステムを開発する。更に開発したシステムを用いて生体サンプルの断層イメージングを行い、測定深度の波長依存性やシステムの特性を評価する。
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