GRIN レンズを用いたマイクロイメージングプローブの開発
研究責任者 |
小山内 実 東北大学, 医学系研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 神経回路における情報処理様式及びその動特性を解明するためには、ニューロン活動を多細胞から同時にイメージング法で計測する必要がある。そこで本課題では、マイクロイメージングプローブの研究開発・評価を行った。このイメージングプローブを実用化させるためには、脳内刺入部の侵襲度を低く抑えつつ、高解像度な画像が得られる必要がある。そこで、細径の GRIN レンズとイメージファイバを組み合わせ、従来報告されているものと比べ格段に侵襲度の低い、マイクロイメージングプローブの試作品を完成させた。試作品を既存の顕微鏡と結合させ、その性能を評価したところ、蛍光像取得には問題があったが、反射光は充分に取得することができた。
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