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自然エネルギーによる海水の淡水化及び汚水の清浄化装置の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 羽賀 浩一  仙台高等専門学校, 地域イノベーションセンター, 教授
研究期間 (年度) 2010
概要本研究では太陽熱と風力のみの自然エネルギーで高効率に海水の淡水化および汚水の清浄化を実現する装置を開発する。また、苛酷な環境で使用することを想定して、わずかな知識でメンテナンスが可能な単蒸留法を基本とし、商用電源の無い地域で生命を維持する飲料水を確保する安価な可搬型の装置開発を最終目的とする。 進捗状況は、開発期間内のフィールドテストを目指してプロトタイプの試作を進めたが、完成時期が冬期にかかり屋外での実施には至らなかった。装置設計の研究課題として提案していた装置内部の熱ひずみの低減、海水を微細化するための拡散板の最適化、水蒸気の自然冷却システムの実現と軽量化等は達成し、海水の淡水化、汚水の清浄化はパックテスト法により水質が確認出来た。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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