蛍光性金ナノクラスターを利用した近赤外光造影剤の開発
研究責任者 |
神 隆 大阪大学, 学内共同利用施設等, その他
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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概要 | 蛍光性金ナノクラスターを生体イメージング用光造影剤として応用しようとする研究は、これまでほとんどおこなわれていなかった。蛍光性の近赤外発光金ナノクラスターは、量子ドットのように生体毒性のある重金属イオンを含まず生体適合性に優れており、生体光イメージング用造影剤として注目すべき蛍光材料である。本研究開発では、蛍光性金ナノクラスターを生体イメージング用光造影剤として実用化するための試験研究をおこなった。具体的には、近赤外発光の金ナノクラスターの合成法および金ナノクラスターへの抗体修飾法を開発し、乳がん生体イメージングにおける光造影剤としての有効性を確認した。
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