複数アンテナ中継器を用いた超高信頼無線制御信号伝送方式の開発
研究責任者 |
岩波 保則 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 工場や病院などのロボットや医療機器制御における無線信号の伝送に於いては、再送は許されず、リアルタイム性と誤動作防止の為の超高信頼性を有する無線通信方式が必要である。申請課題は、複数の送受信アンテナを用いるMIMO通信方式と中継器リレー伝送を組み合わせて超高信頼な無線制御信号伝送方式の開発を目指すものである。複数の送受信アンテナを用いるMIMO通信方式に関しては、MIMO OFDM方式に関し、リアルタイムで受信信頼度であるBER(Bit Error Rate)値を推定する方法を開発した。また、中継器リレー伝送方式に関しては、最尤推定法に基づくBER値が最小となる受信判定方式を開発した。
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