1. 前のページに戻る

SAP-1およびその関連分子を利用した炎症性腸炎の新たな治療法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 村田 陽二  神戸大学, 医学研究科, 助教
研究期間 (年度) 2010 – 2011
概要本研究開発では、消化管粘膜上皮細胞に特異的な発現を示す受容体型チロシンホスファターゼであるSAP-1およびその関連分子に対するモノクローナル抗体が、炎症性腸炎の治療薬としての有効性を持ち得るかについて、腸炎モデルマウスを用い解析を試みた。その結果、発症機序の異なる複数の腸炎モデルマウスへの抗SAP-1モノクローナル抗体の投与により、一部のモデルマウスにおいて腸炎の症状の緩和が認められた。今後、抗SAP-1モノクローナル抗体の投与法、投与量の最適化を行なうと共に、SAP-1関連分子に対するモノクローナル抗体の炎症性腸炎の治療薬としての有効性についてさらに検討を進める。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst