ウィントシグナルを制御するナフトキノン化合物の開発と応用
  
  
  
 
  
  
   
    
    
    
    
      
        
      
      
        
          | 研究責任者 | 石橋 正己  千葉大学, 薬学研究院, 教授 | 
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     | 研究期間 (年度) | 2010 | 
    
    
    
    
    
    
    
    | 概要 | ウィントシグナルを制御する化合物は癌を始め幅広い分野への応用が期待されるが、その一つとして毛髪形成に深く関連し育毛剤の開発に有効な素材となる可能性がある。本研究ではウィントシグナルに作用する天然物の詳細なスクリーニングを行い活性成分の探索を行った。その結果、センダン科植物Xylocarpus granatumより2種の新規リモノイド成分を単離し、一方千葉市内の土壌サンプルから分離した放線菌株からは活性成分として大環状マクロラクタム化合物を単離した。これらのなかには選択的なTCF/βカテニン転写阻害作用をもつものも含まれていたため、有用なウィントシグナル阻害剤としての応用が期待される。 | 
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