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ナノめっき水素吸蔵合金を利用した水素貯蔵体の作製

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 瀬尾 利弘  福井大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度) 2010
概要Mg含有超格子系水素吸蔵合金(Mg系MH)の微粉砕による10μm程度の粒径に揃えるプロセスおよびその微粒子上に電気めっきによりNiおよびNi-PTFE複合皮膜を作製するプロセスを確立した。400°C以下のホットプレスによりNi-PTFE複合皮膜により被覆したMg系MH微粒子を成形するプロセスを確立し、成形体の加工性を評価、水素貯蔵体およびニッケル水素二次電池負極材料としての基本的な性能を確認した。特に、ニッケル水素二次電池の負極として本成形体が利用可能であり、かつ電極として従来のペースト式電極よりも高性能であることを明らかにした。今後サイクル寿命等の確認を行った上で燃料電池用水素貯蔵体として製品化を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-03-29  

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