内視鏡に搭載可能なin vivo遺伝子導入法の開発
研究責任者 |
清水 一憲 京都大学, 薬学研究科(研究院), 助教
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 独自のin vivo遺伝子導入法の開発に関する研究を行った。本手法はネイキッド核酸を低侵襲に臓器に送達出来る手法である。本課題では、当該手法の臓器特異性を明らかにすることとsiRNAの送達による遺伝子発現抑制が可能であるかを明らかにすることを目標とした。予定した実施項目をすべて実施し、本手法によるプラスミドDNAの送達を試みた臓器・組織7種のうち、4種の臓器・組織に対して送達が可能であることが明らかにした。またマウス肝臓においてsiRNA送達による遺伝子発現抑制が可能であることも明らかにした。今後は、本手法を適用したことによる臓器機能への影響の有無を明らかにする必要性がある。
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