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立体的な形状部を有する強磁性材に発生する欠陥の定量評価が可能な渦電流探傷システムの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 福岡 克弘  滋賀県立大学, 工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要立体的な形状をした運輸機械の構成部品を探傷することが可能な、渦電流探傷プローブの開発を検討した。運輸機械構造部材の大部分は強磁性の鉄鋼材であるため、強磁性体を渦電流探傷した場合は強磁性体内の磁気特性のバラつきから生じる磁性ノイズが問題となる。そこで、渦電流探傷装置に直流磁化装置を組み込み、強磁性体である鉄鋼材を探傷可能な渦電流プローブの開発および立体形状部における探傷システムの確立を検討した。 プローブは一様渦電流プローブを採用することにより、探傷信号から傷の長さを正確にサイジングすることが可能となった。また、検出コイルを差動にすることにより、さらなるS/Nの向上と、リフトオフノイズの削減を確認することができた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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