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骨組織再生を誘導する新規コラーゲンの検証試験

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 森本 康一  近畿大学, 生物理工学部, 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要本研究課題は、テロペプチドをほぼ完全に除去したI型コラーゲン(APCol)を用いて、1)細胞レベルでの骨組織再生誘導活性の解析、2)in vivoでの骨組織再生速度の加速作用の検証を目的とする。APColはコラーゲン線維の形成能が著しく低下した物性を示し、APCol埋植群の施術1週間後のラットに骨組織再生効果を力学特性により確認した。また、骨髄由来の間葉系幹細胞をAPCol上に播種して位相差顕微鏡により観察した結果、従来コラーゲンで培養した細胞群と異なる挙動を示すことが明らかとなった。以上の結果より、I型コラーゲンの潜在的な細胞への機能を見いだし、その有用性が確認できた。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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