1. 前のページに戻る

赤外光透過ファイバを用いた生体内温度のリモート計測

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 勝山 俊夫  福井大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
研究期間 (年度) 2010
概要赤外光ファイバを用いて体温近辺の温度をリモート計測するシステムの基本構成の開発を試みた。測定対象物からの熱放射特性を詳細に検討し、赤外光ファイバとしてはTe系カルコゲナイドガラスファイバ、集光レンズとしてはZnSe系レンズ、検出系についてはHgCdTe (MCT)半導体検出器を用いて、実際の測定システムを構築した。このシステムを用いて、黒体標準サンプルのリモート温度計測を行い、体温近辺のほぼ30°Cから高温の温度測定が可能であること、および温度測定の分解能は、2.5°Cであることを明らかにした。このように、光ファイバを用いて生体の体温付近の精密なリモート温度計測が可能であることを示すことができた。

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst