流体温度場の可視化計測法「流体温度場スキャナ」の開発
研究責任者 |
田川 正人 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本研究の目的は、エアコンや自動車など各種機器から排出される空気の温度分布を簡便かつ定量的に可視化できる計測技術を開発することである。流体温度の可視化法として高出力レーザや超音波を用いる高度な計測法があるが、一般に装置が大規模かつ高価であり、運用には相当の専門知識を要する。また、適用できる対象や場所が非常に限定されるために、ほとんどが研究用である。本研究では、申請者らが長年培ってきた「細線温度センサの適応応答補償法」に「プローブ位置の画像計測」という異種技術を融合させる。これにより、安全で取り扱い容易、かつ適用範囲の広い流体温度場の可視化法を実現し、「流体温度場スキャナ」とよぶ新技術を開発する。
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