低消費電力かつ高視認性を実現する適応的LED発光方式の研究
研究責任者 |
桑原 教彰 京都工芸繊維大学, 大学院工芸科学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 視覚障害者の約6割は弱視で、LEDによる光る点字ブロックは夜間に危険な場所などを視覚障害者に提示するのに有効である。この光る点字ブロックは路面のように強い振動が継続的に加わる環境に設置されるため、断線などのリスクを下げるため電池式である。その上で夜間のみの発光で10年の長期間駆動を可能とする低消費電力かつ高視認性の発光方式を実現している。この技術を様々な公共サイン、例えば禁煙場所、進入禁止場所など健常者にも有用な情報提示に適用可能としたい。このために夜間だけでなく昼間についても、環境光の条件に応じて適応的な発光を可能とすることで、更なる低消費電力かつ高視認性を実現する発光方式を研究開発する。
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