バキュロウイルスデュアル発現システムを用いた次世代マラリアワクチンの開発
研究責任者 |
吉田 栄人 自治医科大学, 医学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | [研究目標]P. falciparum CSP遺伝子を導入したプロトタイプワクチン(AcNPV-Dual-PfCSP)のin vitro評価系の確立(感染防御率目標値 >99%)およびHVJ-Eワクチンの作製[達成度]計画通り、AcNPV-Dual-PfCSPワクチンをマウスに接種し、抗血清を得た。この抗血清に含まれる抗PfCSP抗体がin vitro培養系においてマラリア原虫の感染をほぼ完璧(>99%)にブロックした。HVJ-Eワクチン作製も計画通り完了した。本研究に密接に関係する学術論文を3報発表した。[今後の展開]AcNPV-Dual-PfCSPワクチンの感染防御効果をin vivoで検証する。このための遺伝子組換えマラリア原虫(PfCSPをPbCSPに置換)は作製済みである。同様にHVJ-Eワクチン評価も実施する計画であり、効果が確認されれば特許を出願する。
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