タンパク質由来の生分解性凝集剤により食品加工廃水から回収した有機物の飼・肥料化
研究責任者 |
関 秀司 北海道大学, 水産科学研究科(研究院), 教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 研究責任者が発明したタンパク質由来の生分解性凝集剤(エステル化タンパク質)の製造法について、これまで99%-メタノールを用いていたエステル化処理を60%-エタノールで行うことにより、簡便で安全な製造プロセスを開発する。従来の凝集剤を用いて食品加工排水から回収した有機性浮遊物は焼却・埋め立て処分にコストを要する産業廃棄物であるが、タンパク質を原料とする本凝集剤を用いて回収した有機性浮遊物は飼・肥料への有効利用が期待される。
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