植物工場による高品質ブルーベリー葉の大量生産技術の開発
研究責任者 |
國武 久登 宮崎大学, 農学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | ロックウールを支持体として用いたブルーベリー培養苗育成試験を行い、最適な培養液濃度およびpHを決定し、土壌での処理区よりも、生産量を2割程度増加させることができた。10日間の青色LED光照射により、ブルーベリー葉中の総プロアントシアニジン含量を露地栽培における6月の含量と同程度に増加させることができた。また、ブルーベリー葉中の総プロアントシアニジン含量の十分な増加には、光照射時の気温を20°C以上にしておく必要があることも見出した。ブルーベリー葉中の総アントシアニン含量は、気温が低いほど多くなることも分かった。さらに、ポリフェノール生合成に関与する遺伝子を単離し、その発現解析も行った。
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