医用X線透視撮影装置(フラットパネル型)用のQC・QAファントムの実用化
研究責任者 |
千田 浩一 東北大学, 医学系研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | フラットパネル(FPD)型X線装置(臨床実機)の、低コントラスト分解能と空間分解能とダイナミックレンを評価可能なQCファントムの検討と作製、QCファントムの耐久性の検討、QCファントムの個体差の調査、QCファントムの特許出願準備などを当初の目標とした。当初掲げた目標は、一部を除き、概ね達成できたものと考えている。また、本QCファントム(静止ファントム、動画像評価用ファントムおよびDSAファントム)の製品化へ向け新たな課題も明確になった。今回の研究成果を継続的に発展させるため、さらに研究資金の確保を目指し、本研究開発で明らかになった課題(耐久性や個体差など)の解決ため検討を進め、各種QCファントムの製品化を目指す予定である。さらに国際特許出願を目指し、日本国内のみならず、国際市場も視野に入れ、製品化を行いたいと考える。
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