研究責任者 |
通 元夫 徳島文理大学, 薬学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 我々はホモ型WHHLウサギにおいて血中コレステロール及びトリグリセライド低下作用を有するリード化合物を見出したが、その化合物の経口吸収性は良好でなかった。そこで、本採択研究にてリード化合物の経口吸収性の改善を図る目的で塩基性アミノ酸塩及びモノペプチドやジペプチド誘導体に変換した。誘導化された化合物をRatに経口投与し経時的にリード化合物の血中濃度を測定し、リード化合物自体と比較した。その結果、一部の化合物はリード化合物よりも1.5倍程度の経口投与での吸収性の改善が見られた。しかし、目標とする経口投与での吸収性向上には至らなかった。更なる検討が必要である。
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