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癌転移マーカーFABPを標的にした機能性食品創製の基盤研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 藤井 博  信州大学, 農学部, 教授
研究期間 (年度) 2010
概要これまでに、ブドウ残渣抽出物中に転移原因遺伝子 (FABP) の発現を顕著に抑制する活性があることを見出しているため, 粗抽出画分を種々のクロマトグラフィー(XAD, Sephadex LH-20など)で精製し、活性成分によるFABP遺伝子抑制活性が、現在の60%から約95%になるまで、活性分子の構造を決定することを目標にした。その結果、約80%抑制活性を有する画分を得ることができた。本画分の質量分析の結果、エピカテキンのオリゴマーなどが含まれることがわかったが、活性分子の構造決定には至っていない。今後、更に精製し、構造・活性相関の解析によって、機能性食品創製や癌治療のための医薬品開発の基礎データを集積する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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