足圧パターンを用いた簡易な膝継手立脚期制御システムの研究開発
研究責任者 |
蜂須賀 研二 産業医科大学, 医学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2010 – 2011
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概要 | 2010年10月1日より2011年3月31日までの期間に、下肢麻痺者が歩行時に膝折れを生じないで安全に快適に歩行できる簡易な膝継手立脚期制御システムを開発するのが目的である。従来、一般的に使用されている長下肢装具の膝部にスイスロック膝継手を取り付け、圧センサーを足底に装着し足圧の変化や荷重のタイミングにより、下肢の運動(立脚期、遊脚期)を判別してスイスロック膝継手のon-offを制御することで目的を達成でき、本制御システムの特許申請も行った。この制御システムは長下肢装具に取り付けて被験者に違和感のない程度にまで小型化および軽量化でき、また低価格で作製できる目途が立った。なお、長期間の安全性や耐久性は障害者が長期間試験的に使用して再度確認する必要がある。
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