超高感度・小型磁気センサ用いたハンディモバイル多機能トラフィックカウンタシステムの開発
研究責任者 |
内山 剛 名古屋大学, 工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 超高感度・小型の磁気センサによる道路脇設置型のトラフィックカウンタについて、センサおよび、マイコンとのインターフェースシステムなどのハードウェアおよび信号処理アルゴリズムのなどのソフトウェアの開発を行った。試作したトラフィックカンタシステムによる車両通行カウントの精度は、ほぼ100%を達成した。マイコンを用いた車両速度の計測精度に関しては、2σが10km/h以上となり、研究計画で目標としていた精度には達しなかった。誤差要因を解析した結果、試作システムのデーターサンプリング周波数の設定に問題があることが分かった。今後の改善策として、サンプリング周波数を調整することにより、実用的なトラフィックカンタとしての精度が得られることが期待される。
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