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気相浮遊ナノ粒子の粒子径・化学組成同時オンライン計測技術の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 岡田 芳樹  関西大学, 環境都市工学部, 教授
研究期間 (年度) 2010
概要気相に浮遊するナノ粒子の粒子径と化学組成を同時に計測する装置において、その検出下限粒子濃度が現状の約1/10程度の3×104個/ccとなるように、装置の計測感度を現状の約10倍程度に向上させることを目標として研究を行った。新しい粒子濃縮技術を導入した結果、計測感度を10倍向上させることに成功した。これにより、自動車排ガス中に含まれる有機分子の各種成分を高感度に分析することが可能になった。また、自動車排出ナノ粒子の分析を含めた大気環境計測および、ナノ粒子製造現場の室内環境計測の目的に十分対応できる装置として実用化の可能性が大きく広がった。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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