研究責任者 |
勢戸 祥介 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | ノロウイルスあるいはノロウイルス代替ネコカリシウイルスに対する抗ウイルス効果を示す消毒剤を開発し、市販化に向けた改良に取り組む。アルコールを基材に食品添加物等を用いることにより食品製造現場で安全で安心して用いることができる消毒剤の開発することを目標とした。種々の食品添加物をネコカリシウイルスの増殖阻害を指標にスクリーニングした結果、プロアントシアニジン系ポリフェノールが一定の抗ウイルス活性を有し、ノロウイルスに対しても外殻を破壊する作用を有していた。今後、抗ウイルス活性を有する消毒剤として市販化に向けて改良を行う予定である。
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