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歯周病細菌特異結合ヒト唾液タンパク質スタセリンのアミノ酸配列を基盤とした新規歯周病細菌定着阻害剤の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 片岡 宏介  徳島大学, 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部(歯学系), 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要本研究では、歯周病細菌が特異結合するヒト唾液タンパク質スタセリン上の複数の最小結合部位アミノ酸配列を基に、新規ペプチドおよびペプチド複合体を作製し、それらによる実験歯面モデル(in vitro)での歯周病細菌結合(定着)阻害能と、その阻害能の温度依存性を検討することを目的とした。 本ペプチドおよびペプチド複合体は、24°C、36°C、42°Cにおいて歯周病細菌の強い結合(定着)阻害能を示し、その阻害能は各温度間において有意な差は認められなかった。 以上より、本ペプチドおよびペプチド複合体は、口腔内温度においても安定した高い阻害能が示され、今後ヒト口腔(in vivo)を用いた同ペプチドによる歯周病細菌の定着阻害能を検討する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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