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加工澱粉の製造効率を改善することができる新奇の粒径を持つ澱粉粒の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 松島 良  岡山大学, 資源植物科学研究所, 助教
研究期間 (年度) 2010
概要これまでに澱粉粒の形状が野生型と異なるイネの変異系統を6系統 (ssg1-ssg6変異体) 単離し育成している。本研究ではこれらの変異体の澱粉を精製し、糊化特性ならびにアミロペクチンの鎖長分布という物理化学特性を測定した。これら物性は加工澱粉の製造効率に直接影響を及ぼす重要因子である。また、新奇物性を示す澱粉を開発することは、将来の澱粉育種に極めて重要である。本研究によりssg1, ssg2, ssg3変異体の澱粉は難糊化性を示し、ssg6変異体では易湖化性を示すことが分かった。また、ssg1, ssg2, ssg3変異体では、アミロペクチンの鎖長分布においても野生型とは異なる分布を示した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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