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リン酸親和性トラップゲル電気泳動転写法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 木下 英司  広島大学, 医歯薬学総合研究科(医), 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要本研究では、リン酸化分子を選択的に捕捉するオリジナルな分子(フォスタグ)を用いて、生体試料の分離からリン酸化蛋白質の検出までをポリアクリルアミドゲルを用いた操作で行うリン酸親和性トラップゲル電気泳動転写法の開発を目指し、1ゲルの組成、製造法の検討を実施し、次いで、2そのアッセイ法の検証を試みた。その結果、亜鉛フォスタグを用いた中性緩衝液ゲルにおいて良好な成果が得られ、精製標品のリン酸化蛋白質であるペプシンや卵白アルブミン等のリン酸化フォームを分離・同定することに成功した。また、細胞抽出液の試料においては、細胞骨格系蛋白質等のリン酸化フォームを分離・検出した。今後は、プレキャストゲルの創出を視野に入れた展開を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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