200 kW級ミリ波・100 kW級サブミリ波パルス電磁波源の実用化への展開
研究責任者 |
斉藤 輝雄 福井大学, 遠赤外領域開発研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本課題では、周波数約200 GHz(波長約1.5 mm)において200 kW級の出力、周波数約400 GHz(波長約0.75 mm)において100 kW級の出力をもち、数μsから数10μsのパルス幅で数10 Hzから数100 Hz以上の高繰り返しが可能な短波長ミリ波・サブミリ波パルス電磁波源の実用化への展開を探求した。その結果、200 GHz帯で145 kW、400 GHz帯で62 kWの最高出力を得た。実験データの分析に基づいて発振の最適化計算を行い、200 GHz帯で200 kW以上、400 GHz帯で100 kW以上の出力を得るための明確な方針を立てた。電源の強化により、目標達成は可能である。
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