8の字形3次元振動を利用したねじ形部品成形用金型の高能率鏡面仕上げ
研究責任者 |
水野 雅裕 岩手大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 厚さ8mm程度のステンレス系金型材料に形彫り放電加工によって開けられた谷径6mm程度のねじ形キャビティ内面全面(初期面粗さ3μmRz程度)を、研磨開始後、無人で10時間以内に表面粗さ0.2μmRz以下の鏡面に仕上げることを目標として研磨実験を行った。金型キャビティから型取りして作成した樹脂製工具に8の字形3次元振動を与え、ダイヤモンドペーストを手作業で定期的に供給しながら研磨を行った。その結果、約100時間の研磨で0.184μmRzの表面粗さが得られた。今後はダイヤモンドペーストの供給を自動化し、ダイヤモンドペーストを連続的に、または短い時間間隔で供給することで研磨効率の改善を図りたい。
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