研究責任者 |
渡部 浩司 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), その他
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 通常のPET検査では、長時間にわたって被検者を固定して検査を行わなければならない。本研究は、被検者の動きをモニターすることにより、被検者を固定せずにPET検査を可能とし、被検者の負担を軽減し、また、動きの補正をすることにより、PET画像の定量性の向上を図るものである。本研究期間において、動きを模擬する治具を開発をした。また、観察された動きをモニターするためのソフトウェアを開発した。これにより、被検者の動きをモニターできることを確認し、動きを考慮した画像の作成に成功した。今後は、さらなる精度の向上を図ることにより、PET検査に本システムを導入し、被検者に優しい検査確立を進め、製品化を図る。
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