緑色蛍光を発するライブイメージング用高度免疫不全マウスの作成
研究責任者 |
岡田 誠治 熊本大学, エイズ学研究センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | ライブイメージングに最適化された緑色蛍光を発する無毛高度免疫不全マウスを作製し、製品化することを目的に研究を行った。Nudeマウスはヒト腫瘍移植実験に使われてきたが、腫瘍の約20%しか生着せず腫瘍細胞と宿主との区別がつきにくい等の欠点がある。これらの問題点を解決するために、申請者が樹立した無毛高度免疫不全マウスにGFP発現マウスを交配し、緑色蛍光を発する無毛高度免疫不全マウスを作成した。今後、作成したマウスに赤色蛍光標識したヒト腫瘍細胞を移植し、蛍光イメージングによる定量による抗腫瘍薬の定量系を構築し、特許の取得を目指す。また、企業と提携して本マウスの製品化を目指す。
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