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小豆煮汁の骨粗鬆症予防食材への再資源化

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 伊藤 智広  (財)岐阜県研究開発財団岐阜県国際バイオ研究所, その他部局等, 研究員
研究期間 (年度) 2010 – 2011
概要本研究課題では、小豆加工時に副産物として発生する小豆煮汁の有効利用を目的として、骨粗鬆症予防素材への再資源化について検討を行った。小豆煮汁を逆相吸着樹脂DIAION HP-20で調製した小豆エキス(EtEx.40)は、骨芽細胞の分化促進、破骨細胞の分化抑制を示した。骨芽細胞の分化促進メカニズムとして、転写因子の発現や転写活性の活性化が考えられた。破骨細胞分化抑制メカニズムや各々の分化制御に係る活性成分の同定は現在解析中である。また、小豆の加工条件、産地を特定化することで、小豆エキスの品質を均衡化できることが示唆され、工業的レベルで小豆煮汁から骨粗鬆症予防食材を生産できる可能性が見出された。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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