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低温駆動型室内空気浄化用の新規ナノハイブリッド固体触媒

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 谷口 裕樹  東京工業大学, 資源化学研究所, 准教授
研究期間 (年度) 2010
概要現在、活性炭などの吸着剤により、揮発性有機化合物(VOC)の除去が行われている。しかし、吸着量には制限があり、高濃度、或いは長期間のVOC除去には破過現象がおこってしまい、効果的ではない。そこで、VOCを室温近傍での温度で酸化分解して無害化する触媒を見出すことを目的に研究を行った。本研究課題では、V2O5・ブチルメチルイミダゾリウム塩ハイブリッド型固体触媒が120°Cで触媒活性を示す知見を踏まえ、金属活性種、触媒微粒子のサイズ効果の検討を行った。これまで駆動温度を検討した触媒は金属担持量が少ない触媒であり、金属担持濃度を上げることにより、VOCの一種であるスチレンを60°Cで80%以上分解させることに成功した。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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