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生体レドックス解析のための水溶性アミノ酸・ペプチド型ラジカルの創製

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 田中 正一  長崎大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授
研究期間 (年度) 2010
概要生体類似成分であるアミノ酸型スピンプローブ剤とペプチド型スピンプローブ剤の創製を目的として、高い水溶性を有すると期待されるアセタール保護基を持つ環状アミノ酸型安定ラジカルの合成を行った。また、N末端をBoc保護あるいはFmoc保護した環状アミノ酸型ラジカルの合成を行った。合成した環状アミノ酸型ラジカルを生理活性ペプチドに導入したペプチド型ラジカルを創製し、その水溶液中でのラジカル測定を行った。ペプチド型ラジカルは、アミノ酸型ラジカルに比較すると水溶性が向上したが、動物実験に適する溶解度は得られなかった。さらに、固相合成法によりペプチド型安定ラジカル合成の基礎実験を行った。この手法により今後、多彩な環状アミノ酸導入ペプチド型ラジカルプローブが合成できると考えられる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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