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マンガンペルオキシダーゼ固定化製剤の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 藤原 伸哉  福井大学, 産学官連携本部, 研究員
研究期間 (年度) 2010
概要本研究の目的は、染色工場で問題となる染料廃水処理にマンガンペルオキシダーゼを適用するため、新規の固定化製剤を開発することである。「固定化担体の評価・決定」では、固定化率50%以上、活性維持率50%以上の条件を満たす固定化担体を探索したところ、固定化率100%を示す担体が見つかった。さらに、固定化製剤を試作したところ、少なくとも5回繰り返して染料溶液の脱色が可能であった。「誘導・阻害物質の探索」では、様々な有機酸が酵素反応を促進することが明らかとなった。今後、本研究成果をもとに、新規のマンガンペルオキシダーゼ固定化製剤を開発することで、マンガンペルオキシダーゼによる廃水処理の実用化を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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