研究責任者 |
藤原 伸哉 福井大学, 産学官連携本部, 研究員
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本研究の目的は、染色工場で問題となる染料廃水処理にマンガンペルオキシダーゼを適用するため、新規の固定化製剤を開発することである。「固定化担体の評価・決定」では、固定化率50%以上、活性維持率50%以上の条件を満たす固定化担体を探索したところ、固定化率100%を示す担体が見つかった。さらに、固定化製剤を試作したところ、少なくとも5回繰り返して染料溶液の脱色が可能であった。「誘導・阻害物質の探索」では、様々な有機酸が酵素反応を促進することが明らかとなった。今後、本研究成果をもとに、新規のマンガンペルオキシダーゼ固定化製剤を開発することで、マンガンペルオキシダーゼによる廃水処理の実用化を目指す。
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