研究責任者 |
南 直治郎 京都大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | 本研究では哺乳動物の産み分けを行う目的で、その一つの柱となる精子形成過程の細胞間架橋物質が通過しない仕組みを開発するとともに、目的の精子が受精できない仕組みを開発することを目的とした。細胞間架橋を通過しないDNA配列であるSmok1遺伝子の5'上流域と3'上流域のクローニングには成功したが、組換えマウスの作製には至らなかった。また、受精阻害因子を組み込んだ組換えマウスの作製には成功し、いくつかのマウスの系統を得ることができた。これらの系統のマウスは現在解析中であり、中に不妊の傾向を示すマウスが存在するため、現在さらに確認を行っている。
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