研究責任者 |
足立 哲夫 岐阜薬科大学, 薬学部, 教授
|
研究期間 (年度) |
2010
|
概要 | 培養細胞を用いるin vitro糖尿病モデル実験において、酸化ストレス防御酵素であるextracellular- superoxide dismutase(EC-SOD)のタンパク発現の解析は病態の把握や有用化合物の探索研究に有益な情報を提供するものと考えられるが、培養細胞におけるEC-SOD発現は非常に微量であるため、これを測定する超高感度微量測定法の開発を目指した。確立した測定法は、従来法に比べ10倍高感度であり、ヒト培養細胞上清やヒト培養細胞ホモジネート中のEC-SODを感度良く測定することが可能であった。また、非侵襲的に随時、簡便に入手できる検体である唾液中のEC-SODを測定することができ、臨床検査法としての活用も可能ある。
|