二段階リパーゼ法によるバイオディーゼル生産用バイオリアクター システムの開発
研究責任者 |
川上 幸衛 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授
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研究期間 (年度) |
2010
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概要 | バイオディーゼル燃料は酵素リパーゼを触媒とした油脂のメタノリシスによって生産される。リパーゼ固定化シリカモノリスバイオリアクターはこの連続生産を効率的に実行するために有効である。しかし、基質メタノールならびに副産物グリセリンの蓄積が酵素の総括活性を低下させ、バイオディーゼル収率を約70%から90%以上に増加させるためには約20時間を要する。本研究では、バイオディーゼルの生産プロセスを油脂の加水分解とエステル化からなる二段階とすることによって上記の問題点を克服し、総反応時間5時間以内で収率90%達成を目指した。
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