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熱間発泡技術を利用した水質浄化材の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP) 探索タイプ

研究責任者 竹内 繁樹  愛知県産業技術研究所, 常滑窯業技術センター, 主任研究員
研究期間 (年度) 2010
概要水に浮遊して水中のリン酸を吸着する水質浄化材の開発を目指した。開発の目標として、かさ比重0.9以下、リン酸吸着性能 12gP2O5/kg 以上を設定した。リン酸吸着機能を付与するためカルシウム成分を配合したカルシウム-SiC 添加ガラスカレットでは、水酸化カルシウム配合量 1%、840°C、保持時間 0.5h で得られた焼成体のかさ比重は 0.8、飽和リン酸吸着量は 3.6gP2O5/kg であった。カルシウム-助剤-SiC 添加ガラスカレットでは、水酸化カルシウム配合量 5、10%、900°C、保持時間 0.5h で得られた焼成体のかさ比重はそれぞれ0.5、0.6、飽和リン酸吸着量は 4.2、4.7gP2O5/kg であった。この結果から、さらにリン酸吸着性能を向上させるためには、カルシウム源の選定等が必要と考えられる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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